四季折々の花と露天風呂を楽しむなら南房総・勝浦の花野辺の里へ

ご予約・お問い合わせはtel.0470-70-1127
  • コンセプト
  • 圏内のご案内
  • お食事
  • インフォメーション
  • アクセス
コンセプト

花野辺の里HOME > コンセプト

私の小さなプロジェクトX 千葉県勝浦に日本一のあじさい園を、そして花と憩いの自然空間を・・・

日本有数の観光リゾート地、伊豆箱根国立公園の中心地でもあり、ホテル、マンションが林立する熱海市出身の私が持っていた勝浦市のイメージは、その程度でした。

熱海と同様に東京から100数キロしか離れていないこの勝浦では、人工的な熱海の景観と違い、このようにのどかな漁村や、村里があり、そして白く輝く砂浜、紺碧に光る美しい海、野山にはのどかな田園風景が広がり、春には、当たり前のように鶯の声、風薫る5月にはホトトギスが歌声を競い合い、ゆったりと時間が流れていくさまを見ることが出来ます。

嫁いだ頃は、便利さが当たり前という環境に育ってきたせいか、本当に無い無いずくしのところに来てしまったと、物足りなさを感じる事もありましたが、のどかな田舎の自然の中で暮らし始めると、日がたつにつれて都会の物質文明があまり無いことが素晴しい事だと気がつき始めました。

朝市のおばちゃんたちの呼び込み声、きっと江戸の昔から変わっていないのでしょう。

人工的な音がないと、小鳥たちの鳴き声などはもちろんのこと、木の実の落ちる音、風に吹かれた落ち葉さえも、息づいているかの様なささやきを聞かせてくれます。

虫も何種類いるのか、秋風が立ち始めると大合奏。

十五夜の宵には、竹やぶを照らす満月に、かぐや姫のお話を重ね合わせ、現実と昔話の境が消え、そんなことも本当に有ったであろうと錯覚を起こしそうになります。

でも、地元に育った方たちは、不思議なことにその良さを当たり前すぎてなかなか気がついていないようです。
のどかな日本の原風景のような自然が残っていることは、とても素晴らしいことだとも思います。

しかし、いつの間にか自然と共存しあった事、それが人々から忘れ去られていくような寂しさを最近感じるようになりました。

田舎の町々でも昔は、それなりに活気というものがありました。

人々の営みを感じさせられる当たり前の活気です。

ところがこの不況下、地方はどこの町に行っても、どんより霧に包まれ眠っているかのごとく、10年後にはゴーストタウンになってしまうのではと、想像が出来てしまうような所ばかり、何年か前、これからは地方の時代、などといわれたことが、本当にあったかと思うほどです。

昨年頃より、首都圏のほんの一部発のミニバブルが伝えられ始め、景気も底をつき、折り返し始めたのかなと思わせるような情報が流されたりいたしますが、地方の動脈から外れた地域には、そのおこぼれすらない現状です。

そのような中、地方に生きるものとして、いろいろな試みをし、又、模索をしてまいりました。

不動産賃貸業を営んでおりましたので、若干の土地がありその有効活用しなければと、ゴルフの練習場、ショートコース、オフロードコース、スーパー銭湯、健康ランド 、パチンコ店経営等、資料を取り寄せては検討することばかりで、決定打は無くますます景気の沈み行く波間に翻弄される年月でした。

地方ゆえにこの土地ゆえに出来ることの試み、自然と共に生きることの喜びと、四季の移り変わりを肌で感じることが出来る仕事、自分自身の生きがいとお客様の笑顔を見られる仕事・・・・それは何か。

ある時、台風が杉林を壊滅的になぎ倒し業者に伐採を依頼したことから、このオートキャンプ場の計画が始まりました。

地方のこの土地を利用し、勝浦の自然を生かし子供たちの笑い声がこだまする、そんなキャンプ場を作り上げるようにと、森羅万象による自然の力によって時と場所と業種まで定められた気がいたします。

「よし、業種は決まった、また来たいといわれるキャンプ場をつくろう」

ですが計画段階、工事段階に入ると民間にてキャンプ場予定のこの2万坪の敷地は、とてつもない広さです。

時間も、資金も土地に吸い込まれていくように入っていきます、もうこの辺で、と思うこともたびたびありました。

でも中途半端なものは飽きられてしまうと、もう後が無いところまでキャンプ場に資金をつぎ込み背水の陣にてオープンを向かえました。

その甲斐あってか、新規オープンのキャンプ場としては、かなりの手ごたえもあり沢山のお客様にご支持をいただくことが出来ました。

お蔭様で今では、キャンプ雑誌等では、高規格オートキャンプ場と紹介いただき、テレビ番組等でも何回か取り上げられるまでになりました。

お客様方のボランティアによるイベントも好評を頂き名物となっております。

ですが、このオープンから5年の間に、勝浦市のリゾート施設が閉園、リゾートクアハウスが廃業し、怒涛のようなリゾート不況に押し流されていきました。

そのような状況下でもテレビ、雑誌等では元気な温泉場、施設、食事場所等もずいぶん紹介されています。

お客様のニーズとこの時代を的確に捉え実行することが出来れば、いつでもお客様にご支持いただける、成功の陰にその信念と情熱と不断の努力と奉仕、そしてプラス遊び心を持ち合わせた経営者の方々が多く居るのだと思うと力が湧いてまいります。

私どものキャンプ場も、現在の日本の休暇のありよう、また天候によりかなりのブレがあり、キャンプ場経営だけの収入では、お客様の満足度を満たす維持管理を続けるにはかなり難しい状態です。

しかし、何とか心血注いだこの施設を利用し、地域活性化の原動力となり、お客様により支持がいただけるものを作り上げようと、50才を区切りとし、今一度の挑戦を試みようと決めました。

これから増えゆくシニア層にもターゲットを合わせ、子供も、大人も、そしてご年配の方々も行って良かった、楽しかったと、心のアルバムにとどまる、そんなところを作り上げたい、勝浦に日本一を作ってみたい、勝浦市の市花である紫陽花をメインに花の自然園を作ろう、あれから3年たちました、来年度いよいよオープンの運びとなります。

あじさい、仙台しだれ、川津、染井吉野桜、梅、のうぜんかずら、萩、もみじ、四季折々の花々を植え込み、房総の田園風景に溶け込むような自然園

初春の一番のりは、寒梅、水仙から始まり、つつじの花で締めくくり、夏のおとずれは、しっとりと雨にうたれ、憂いを含んだ紫陽花から、まぶしいほど太陽の下で咲き誇る、のうぜんかずら、8月後半から紅、桃色と枝先に咲き乱れる百日紅、このような流れでしょうか。

秋の風情としては、萩、ススキ、おみなえし・・秋の七草が風にそよぐ様を、思い浮かべ、お客様が時間のたつのも忘れのんびりとくつろいでいただけるようにと、毎日場内のあちらこちらを歩き、ここはもう一工夫、あそこには、なにかめずらしいものを植えようかしら、散策路は歩きにくくはないだろうか、女性は、なんと言っても甘味処がないと物足りないし・・名物は絶対に必要と、色々に思い巡らしています。

小さい子供達は、きっとうさぎちゃん達を気に入ることでしょう。

このような私たちの思いが実を結び、見事に開花し、皆様に喜んでいただけるようになれば、この地に生きるものとして本望です。

鎌倉、京都、奈良、伊豆箱根、上越、金沢 ・・・ets 何度となく花旅人となり巡り歩きました。

そのときの、景色、情感など思い起こしながら、癒しと和みの自然空間、房州の自然園「花野辺の里」ならではのものを、作りあげたいと、まだまだ毎日が、試行錯誤の連続です。

植栽した木々に、年を経るとともに、きっと素晴らしい、しあわせの花が咲くことを祈りつつ・・この花野辺の里を開園するにあたりコンセプトをご案内させていただきました。

私のこの小さなプロジェクトX「千葉県勝浦に日本一のあじさい園、花と憩いの自然空間を」(何をもって日本一とするのか、株数なのか、種類の数なのか雰囲気なのか?私は、いらして頂いたお客様方が本当にここは日本一のあじさい園だと、感じていただける雰囲気を目指し頑張りたいと思っております。もちろん株数も、種類も日本一を目指すつもりです)は、どのように皆様に受け入れられ育ててもらえるのでしょうか、来年の2月に開園となります、信念と愛情を注いだ花々が咲くこの花野辺の里にいらして下さり、ご覧いただければと願うばかりです。

現在、あじさい一万株弱、お花の世話をしていただくため、シルバーセンターから紹介されたとても若々しいおばちゃんたちの明るい笑い声が響く中、木々花々はすくすくと成長しています。

私  「日本一をめざそうよね」

おばちゃんたち  「あいよ〜だいじょうぶだよぉ〜」

主人  「人は皆、思い出作りの旅人なんだぜ!」

おばちゃんたち   「もう十分したよぉ〜、アーハハハー」

平成16年11月

さそわれて房州路 ようこそ

      花野辺の里      植村 恵理子

  • 言の葉便り
  • 施設情報
  • 園内のご案内